ULTRAMAN 5巻 レビュー
ULTRAMAN第五巻、読了。
以下、ネタバレが有りますので既読の方、もしくはネタバレを気にしない方のみお進みください。
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▼総評
5巻目にしてついに役者が概ね出揃って、やや緩慢気味だったストーリーが一気に動き出す気配。アクションシーンが相変わらず大変かっこいいのに加えて、この巻ではキャラの内面が伺える印象的なセリフが多かったのがとてもよかった。
進次郎の「俺だけが失えばいい」、諸星の「自分より劣った生物に合わせるなんて――所詮は無理な話だ」、遠藤刑事の「もうウルトラマンは助けに来てくれないんですかね」等々…。
新キャラの登場も相まって、いまから6巻が楽しみになった。
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▼セブン、初・肉弾戦!
なぜか刀を使用する本作品のセブン、5巻にして初めての肉弾戦!……2ページだけだけど。
ページ数は少ないながらアクションはかっこいいし、何よりファイティングポーズに原作愛が溢れていてベネ。伸びた背筋、拳を握った高い構え、微妙な半身、まさにセブン!
1巻ではじめてウルトラマンが構えをとったときも思ったけど、こういうところをしっかり再現してくるところはファンとして大変うれしい。
試しに、ちょっと比較。
完全に一致。
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▼アダド超かっこいい
なにこいつちょうかっこいい。
え、ほんとに『ダダ』がモチーフ…? ダダってイロモノ担当じゃなかったっけ…?
冗談抜きでこういうキャラ大好き。
次巻以降での活躍に期待。超期待。
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▼エース、登場
エースが細い……。
エースっていうとずんぐりデザインのイメージがあるのだけれど…。
ウルトラマンがゴツかったり、エースがほそかったり、このへんはこの作品のよく分からないところかも知れない。
登場してすぐ5巻終わっちゃったので、6巻での活躍を期待する。
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▼イガル星人、衝撃の事実
実は私、このイガル星人が登場してからずっとモヤモヤしていたことがある。
といっても別に作品の本筋に関係することじゃない。
ULTRAMANに登場する異星人は「モチーフ」となった異星人(もしくは怪獣)がパッと見て分かるデザインをしているのだが(先述のアダドで言えば三面怪人ダダがモチーフ)、このイガル星人だけはモチーフが分からなかったからだ。
しかし、この5巻で衝撃の事実が発覚した――。
正直5巻読んで一番驚いたのココだった…。
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▼せめてセブンと呼べ
くっそわらったww
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というわけで、ULTRAMAN5巻でした。
6巻発売は来年春、今から待ち遠しい…。
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▼番外編 ー新仮面ライダーSPRITS 10巻ー
ライダーSPRITSも新刊出てたので買ってきた。
ライダーはウルトラシリーズほど詳しくないのであまり多くは語れないが、相変わらずこの作品、村枝さんの画力が恐ろしくハイレベル。
このページだけで、600円払う価値が十分すぎるほどあると思いました…。