ツーリング日誌-140811~0812

8月11日から12日にかけて行ってきたキャンプツーリングについてレポート。
目的地は群馬県の県営赤城山キャンプ場。

8月11日am4:30

出発。夏のツーリングは朝早いうちから行動すると涼しいし距離稼げるし道空いてるしでいいコトずくめ。

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黒森峰号のおでこが光る仕様、何のためについてるのかはわからないけどこういう時にかっこよくてベネ。

am6:00

大雨である。天気予報は時にうそつきである。
レインスーツに着替え、荷物ににシートをかぶせて走る。
R257からR153で飯田山本へ抜けるルートは本来楽しい道なんだが、いかんせん雨では…。
飯田山本から中央道へ上がり、諏訪へ向かう。

am10:00

諏訪まで来るとさっきまでの大雨が嘘のような快晴。
ぱっくり割れた雲の間から降り注ぐ日光を受けて輝く諏訪湖を高速の上から見下ろすのは実に絶景だった。
雨上がりの空気を切って走るのが異常に気持ちいイイ。濡れたグローブもすぐに乾いた。

pm12:00

メルヘン街道を走る。避暑目的のルート選択だったのだが、山頂にはまだ雲が引っかかっているような状態だった。当然、雲の中に突っ込んで行くことになる。クソ寒かった。
ある程度下山したところで写真を一枚。

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メルヘン街道走るのは初めてだったが、ビーナスラインや志賀草津道路のような景勝道路が多い長野ではちょいと地味な道かもしれない(長野県特有の路面状態の悪さはどの道も似たようなもんだが)。
ただ、今回のツーリングは天候に恵まれていなかったので、晴れた時はまた別の顔があるのかも…?

pm15:00

榛名山にも寄るつもりだったのだけれど、雨のせいで時間が押していたためスキップ。直接赤城山へ向かった(無視されても榛名は大丈夫です
中学の頃からゲームで何度も走っている道だが、実際に走るのは今回が初めてだ。
実際の道路にはローリング走行防止用の波打舗装やキャッツアイがあり、また観光客も多いので、すでに走り屋道路ではなくなった雰囲気だった。時間も押しているので早々にキャンプ場へ向かい、テントを張る。暗くなってからだと大変だ。

県営の無料キャンプ場なので、設備は炊事場とトイレのみ。
見て回るような場所もないので、しばらく大沼で写真とって遊んだ。

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なぜかココのトンボ逃げない。良く撮れた。

pm19:00

夕食を作ろうとしたら箸がない。大ポカである。
向かいのテントから割り箸を譲っていただいた。感謝感謝である。

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といっても凝った料理なんてできないわけで、ゆでた麺を油で炒めるだけの簡単パスタ。寮生時代を思い出す。
…と、これで夕飯終わりのつもりだったのだが、箸をくれた向かいのキャンパーさんがバーベキューに誘ってくれた。
40代、20代の男性二人組だったが、とても気のいい人達で話していて楽しかった。相手も車好きらしく、現在ボクスターに乗っていていつかジャガーFタイプに乗りたいとのこと。…お金持ちなんだなぁ。
キャンプ場の開放的な雰囲気だと、こういう見ず知らずのひととも気軽に話せるから不思議。
そして肉は超うまかった。超・うまかった(大事な(ry。
午後九時に就寝。

8月12日am5:00

起床。テントをたたんで撤収の準備。
と、ここでまた大雨である。天気予報はうそつきである。(よくもだましたァァァァ!!だましてくれたなァァァァ!!
ほんとはこの日栃木経由で茨木まで行くつもりだったのだが、雨の降る中山道を走るのもあんまりぞっとしないし、第一自分タープ持ってないので現地でキャンプできない。あきらめて一旦浜松に帰ることにした。
向かいのキャンパーさんは私が寝たあとも遅くまで飲んでいたらしく、まだ眠っていらっしゃったので挨拶ができなかった。後ろ髪を引かれながらもキャンプ場を後に。

この後はずっと高速で浜松へ向かった。
東京へ入ったあたりで一旦雨がやんだが、「どうせまた降りだすだろ」とおもってレインスーツのまま走っていたらこれがド裏目。全然降らない。東京の渋滞の中、雨も降ってないのにレインスーツきて蒸し攻めに苦しむ姿は紛うことなき変態であった。
結局、再び降りだしたのは富士を過ぎたあたりからだった。

そんなこんなで浜松へ帰還。
雨にふられたのは厄介だったが、キャンプ場での出会いが素敵な思い出の素晴らしいツーリングだった。
群馬、また行きたいな。

ウルトラセブンに会ってきた

8月10日、浜松市美術館で行われていたウルトラマン創世紀展~ウルトラQ誕生からウルトラマン80へ~に行ってきた。

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お目当ては、ウルトラセブンにてモロボシ・ダンを演じられた名役者、森次晃嗣氏のトークショー・サイン会。

トークショーの前に展覧品を見てまわったが、マニアックなアイテムが多くて興奮が収まらなかった。当時の撮影に使われたウルトラマンのマスクや怪獣のデザイン画、各作品の怪獣攻撃隊のユニフォームや光線銃等々書き出したらキリがない。展示品の総数は1000点を超えるそうだ。
ウルトラマンAの脚本、第一話の脚本のみ表紙のロゴが「ウルトラA」になっていたり*1ウルトラマンタロウの怪獣のデザイン画に「ウルトラマン太郎」と書いてあったり、面白い発見が結構あった。
私がウルトラQで一番好きなストーリーである「あけてくれ!」に登場した異次元列車も、当時の撮影に使われた本物が置いてあった。いやー実に見ごたえがあって大満足。写真が撮れないのがじつに残念。

こうして一通り展示を見て回ったのだが、ここで一つ予想外の事態発生。
まさかの図録売り切れのアナウンス
どんだけ人気あんのよ…。
サイン会には別の書籍でも参加できるということなので、仕方なく怪獣図鑑を購入し、二階の講座室へ移動した。

いよいよ待ちに待った森次さんの登場。
ボルドーレッドのコーデュロイジャケットをまとって(暑かったのか後で脱いでいたが)颯爽と現れた森次さんは活力にあふれていて、とても御歳71歳とは思えなかった。
それからは森次さんが役者になるまでの話*2ウルトラセブンの撮影秘話*3、現在の活動や他のウルトラシリーズの主役役者との交友についてなど、様々な話を伺うことができた。
最も印象に残ったのが変身シーンの話。だれでも一度は観たことがあるであろう、「デュワ!」という掛け声とともにウルトラアイを装着するあのシーン。実は結構コツがいるそうで、
1)怪獣から視線を切らずに胸ポケットからスムーズにウルトラアイを取り出す
2)腕を突き出して正面に構えたウルトラアイを、寸分のブレなく自身の正中線ど真ん中に装着する
3)ちょっとでももたついたり、ウルトラアイが左右にぶれたりするとNG
言われてみればたしかに難しそう。
森継さんはサービス精神旺盛な方で、トークショーの場で変身シーンを実演してくれたのだが、「ウルトラセブン」本編のモロボシ・ダンそのものだった(当たり前だ)。生で観ることができるとは感無量です(*゚∀゚)
セリフも何もなく、目線と表情だけでそこに怪獣がいることを表現する演技力にも驚かされた。

 

最後に質疑タイム。僭越ながらひとつ、月並みな質問させていただいた。

Q:森次晃嗣さんにとって、モロボシ・ダンとはどんな人物で、演技中はなにを考えて演技をしていたのですか?

A:何を考えていたか?…なにも考えてなかった(笑)『森次晃嗣』は『モロボシ・ダン』そのものだから。

 笑顔で堂々とそう言う姿が、とても素敵だった。

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*1:ウルトラマンAは企画段階では「ウルトラA」というタイトルだったが、既に同名のおもちゃが販売されていたため商標が取れず、放送直前に「ウルトラマンA」へ変更となったそうだ。

*2:ウルトラマンでハヤタ役を務めた黒部進氏は森継氏が働いていたジャズ喫茶の常連で、役者になる前から付き合いが合ったとか。森継氏は黒部氏の堀の深い顔立ちをみて、外人と勘違いしたとか。

*3:最終話の撮影で小道具がウルトラアイを忘れたから、「アマギ隊員がピンチなんだよ!」といってアンヌを突き放すカットでダンが持っているのは実は赤く塗ったボール紙だとか。

『GODZILLA』感想

友人とゴジラを観てきたので感想を綴ろうと思う。

今回のゴジラを端的に表すとすると『素晴らしい点が山の数ほどあり、突っ込みどころは星の数ほどある』と言った感じ。

以下ネタバレ注意…と、言いたいところだが、正直バレてどうこうなるようなネタは仕込まれていなかった。

なお、科学考証の視点からのツッコミをするつもりはない。上記の通りキリがない。…というより、ソレをいいだすと「いくら巨大とはいえ『生物』がミサイルや大砲の集中攻撃浴びて平然としていられるわけ無いだろ」で終わってしまう。やっぱりマグロ食ってるようなのはだめだな…。

▼良かった点

ゴジラ
いつだかの似非ゴジラと違って今回のゴジラはまさに怪獣王ゴジラが帰ってきたと言う感じで興奮した(*゚∀゚)
とくに素晴らしかったのが咆哮。地鳴りと雷鳴がいっぺんにきたような雄叫びはまさしくゴジラのソレで鳥肌が立った。

グルルルルゥゥゥ ギヤァァァァァァァァオ ゴロロロロ…のあの感じ。

この咆哮を整った音響設備で聞けただけで、わざわざ映画館へ足を運んだかいがあったと思う。

・ムートー
いわゆるゲスト怪獣。そしてリア獣。平成シリーズに倣えば今回の映画のタイトルは「ゴジラVSムートー」。このムートー、CGの強みが色濃く出ててGOODだった。人が中に入る前提の特撮だとあのデザインはできない。オスとメスのサイズが6倍も違うのも同じ理由でできない(操演にすれば別だけど…)。
オスとメスが対面するシーンは鳴き声に愛しみが感じられたり、卵を全部焼かれた時の鳴き声には悲痛さがあったり、やっぱりこの作品鳴き声に関するこだわりがスゴかったなぁ。

・電磁パルス攻撃

ムートーで良かった点はもうひとつあって、それが電磁パルス攻撃による電子機器封じ。ムートーはなんかそれっぽい強力な電磁パルスを体から発することで、どういう原理かは不明だが周囲の一切の電子機器をいい感じに封じることができるのだ。…できるのだ!

科学的視点からみれば「なんだよそれ…」といいたところだけれども、怪獣娯楽映画としてはいいアイディアだと思う。戦車や兵隊がわざわざ怪獣の近接距離まで近づいて攻撃を仕掛けることの良い口実になるし、最新の軍備が封じられるのでパワーバランスが取れる。パシフィック・リムでも同様の設定をもつ怪獣がいたので、アメリカさんはこの手法が気に入ったのか。実際便利な設定だよね。

…いや、だからといってアサルトライフルで突撃はどうかと思うけど。

 

▼つまらなかった点

・ストーリーかタルい
「いいからはよゴジラ見せろや」と何度思ったことか。
制作側の「家族愛を徹底的に掘り下げたい」という意欲は良く分かったけど、正直ゴジラでやらなくても…ゴジラの存在が脇に追いやられちゃってる感あるし。
渡辺謙さんはカッコ良かったけど、カッコ良いいだけだったです。なんにもしてねーよあの博士。

・アクションシーンのカットが多い

「異常な事態は結果をまず見せる」「破壊の刺激はピンポイントで」という同監督の手法は、予算が格段に増えた本作でも徹底されている。

パンフより。正直その手法、うーん、て感じだ。

『いよいよ怪獣登場!→いきなり暗転→翌日、廃墟になった街並みが…』

みたいな 展開が数度もあった。街を壊して大暴れするシーンをカットするのは怪獣映画ならご法度ではないのか…。

 

ぱっと思いついた感想は以上。
ゴジラ』そのものの作り込みは素晴らしかったと思います。
ストーリーはもうちょっとゴジラにスポット当ててよ、と思ったし、冒頭にかいたように科学考証もひどかったけど…口ん中にアホほどポップコーン詰め込んで、格好良いゴジラをはしゃぎながら観るのが正解かも。

でもとりあえずゴジラファンなら、観といて損はないのでは。

 

はじめましての方へ

自己紹介記事なのです。

適当に流せ。

 

このブログは、アニメ僻地こと静岡に生をうけ、県から出ることなく今に至る生粋の田舎者の日々の妄想を貯め置くために作られました。
毒にも薬にもならない記事しかないはずなので、時間が惜しい人は決して読まないこと。

 

内容としては、バイク、車、アニメに偏ると思われます。

 

・車について

親父の影響で車好きに。私が大きくなるにつれて親父はセダンやミニバンに乗るようになったが、幼いころは家の軒先にスカイラインがあった。
自動車ニュースを漁ってはあーだこーだ言うのが半ば趣味なので、このブログでもそんな記事が結構出てくると思う。
基本、デザイン厨。親父の本棚から徳大寺氏の著書を引っ張りだして読んでいたので外車びいきになった。とはいえ、国産車が嫌いというわけではないが。
あ、言っとくけど私はメルツェデスだのジャグァーだの言わないからね。
以前はロードスターに乗っていたが、事故で廃車にしてしまった。
いつかまたスポーツカーに乗る日を夢見て、現在はまぐなむ号(デミオ)に乗っている。もっとも、まぐなむ号が普通によく走ることと、バイクの楽しさに目覚めたことで正直スポーツカーでなくてもいいかな?と思う今日このごろ。

 

・バイクについて

幼少から親しんできた車と違い、バイクについてはいわゆる「にわか」である。知識も殆ど無い。単純にツーリングの楽しさにやられてしまったクチだ。このブログでは、主にツーリングの報告記事を書くことになると思う。

征くぞ、黒森峰号!

 

・アニメについて

未就学児童の頃から「恐竜惑星の萌ちゃんカワイイ」とかいってたので我ながら大概だと思う。ただし、上記の通りアニメ僻地の生まれであることが原因で視聴しているアニメにはかなりの偏りがある。
作画至上主義。といってもそこまで目は肥えていない。
好きなアニメはカウボーイビバップフリクリです。

 

こんなかんじで、これよりブログを始める。

暇で死ぬ、と言う人だけ読んでくれればいいんじゃないか。